玉切りの方法
玉切りの手順は慎重に計画してください。特に大きな丸太には注意を払います。作業技術が間違っていると危険です。幹が裂けたり、ガイドバーが挟まれたりするおそれがあります。
玉切り時の安全
丸太を玉切りする際は、立ち位置に注意してください。幹が跳ね上がったり、後ろへ投げ出されたりするおそれがあるので、切断部の側面から離れて立ちます。斜面の場合は、坂の下側に立って玉切りしないでください。完全に切断する前に、丸太が転がり始めて負傷するおそれがあります。
幹が跳ね上がったり、後ろへ投げ出されたりするおそれがあるので、常に切断部の側面から離れて立ちます。
張力の方向と基本技術
常に幹の張力を推定してください。幹の上部または下部に圧力がかかっていますか?基本技術では、まず、圧力がかかっている側(ガイドバーが挟まると考えられる側)から、丸太の1/3の程度まで切り込みを入れます。次に、丸太が完全に切断されるまで、反対側に一致する切り口を入れます。詳細な方法を以下に示します。
切削に対してどのように幹が動くか観察するようにしてください。張力の推測を誤らないように注意してください。
上部に圧力がかかっている場合
Method
上部に圧力がかかっている場合:太い幹の玉切り
圧力が上部にかかっていて、幹がバーの長さよりも太い場合は次の手順に従います。
まず、幹の向こう側を切り込みます。
チェンソーを手前に引き寄せ、上から幹直径の約3分の1まで切り込みます。
次に、下から切り込みます。幹が地面に横たわっている場合は、石を切らないように突っ込み切りをします。
続いて、幹の中心に向かって下から切削します。
下部に圧力がかかっている場合
下部から圧力がかかるように幹が横たわっている場合は、逆の順序で玉切りする必要があります。
Method
下部に圧力がかかっている場合:太い幹の玉切り
圧力が下部にかかっていて、幹がバーの長さよりも太い場合は次の手順に従います。
まず、幹の向こう側を切り込みます。
チェンソーを手前に引き寄せ、上部から少し切ります。
次に、下側から幹の直径の約3分の1まで切り込みます。幹が地面に横たわっている場合は突っ込み切りをします。
上から切って終了します。