インパクトツール
斧、スレッジハンマー、インパクトバーなどのインパクトツールは、木を持ち上げるための伐採クサビを打ち込むために使用します。高度な伐倒作業に備えて、さまざまな状況に対応する、十分にメンテナンスされた各種のインパクトツールを準備しておく必要があります。
インパクトツールは多くの用途に使用できるため、多目的ツールとお考えください。例えば、斧は切断前に丸太から樹皮、土、砂を取り除くために使用し、インパクトバーはブレイキングバーとしても使用できます。使用するインパクトツールのタイプと重量は、クサビのサイズと、木を持ち上げて倒すのに必要な力によって異なります。
インパクトツールを使用する前に、あなたとチームが、高度な伐倒作業についての正しい訓練を受け、適切な経験を有し、インパクトツールを使用する方法とタイミングを理解していることを確認してください。常に安全が第一です!
インパクトツールの選択
傾いていない木の場合、クサビを動かす大きな力は不要なため、通常はインパクトバーで十分です。ただし、大径木や傾いた木には、はるかに大きな力が必要です。つまり、ユニバーサルアックスなど、2.4 kg 以上のインパクトツールが必要です。さらに大きな力と重量が必要な場合は、スレッジアックスまたはスレッジハンマーを使用します。
使用するインパクトツールが軽いと、クサビを追い口に打ち込むことができず、木を持ち上げられない可能性があります。つまり、打撃力がクサビを動かすのに不十分です。作業に合わない軽すぎるインパクトツールを使用すると、高い衝撃力がかかり、作業者の手や腕にストレスや損傷を与えるおそれがあります。