嵐による倒木がある森林:極めて危険な作業
嵐による倒木がある森林での作業は、最も危険な業務の 1 つです。根が抜けた木、折れた木、傾いた木、張力がかかっている幹、複数の層になって挟まれている幹などの処理は、極めて危険な作業であるため、優れた知識と長い作業経験を持つ専門家のみが行ってください。
嵐による倒木がある森で作業するときの装置
- 防護具一式
- 救急用具
- 蛍光色のジャケット
- 効果的な安全機能を備えたチェンソー
- ツールベルト一式
- コンビ缶
- 斧
- 詰まり防止用のクサビ
- 長いハンドル付きのブレイキングバー
- 予備のチェンとガイドバー
- 安全な位置から到達するための、予備の長いガイドバー
重要なアドバイス
- 必ず損害の状況確認から始め、慎重に作業を計画してください。
- 単独で作業しないでください。
- 切断時は注意してください。木にかかっている張力により、幹が大きな力で跳ね飛ぶことがあります。
- 可能な限り、常にトラクターにグラップルローダーや伐採機を用意しておいてください。
- 複数の木が互いに挟まっている場合は、機器を使用してください。
- 切断時に跳ね戻るおそれのある根が抜けた木は固定してください。これは、建物の近くや人がよく通る場所では 特に重要です。
- 根が抜けた木が跳ね戻ると、直ちに死傷事故につながります。冬期は、根が抜けた木が凍結し、解けたときに位置がずれる場合があります。
- I少しでも疑いがある場合は、プロのサポートを求めてください。
伐倒エリアには、必ず予備のチェンとガイドバーを用意してください。倒木には、土、砂利、粉塵が大量に付着しています。これらは切断前に除去してください。除去しないと、チェンの切れ味が直ちに鈍ったり、ガイドバーのノーズホイールが激しく摩耗したりします。風倒木を切断する前にぼろぼろになった樹皮を叩き落とすには、斧が重宝します。
正しい順序での伐採
嵐で倒れた木のある森林では、嵐の風向きに沿って伐倒する必要があります。危険を冒すことなく、必ず避難経路を確保しておいてください。上側の木から作業を始めることで、木が危険な位置に倒れたり、身動きが取れなくなったりするリスクを減らします。
画像に示されている木々は、次の順番で対処します:1、2、3、4。
- 傾いた木
- 折れた木、かかり木、倒木
- 根から抜けて横たわっている木
- 縦に割れた木、高い根株