伐倒ツールの使用方法

木のサイズによって、使用する伐倒ツールが決まります。非常に小さい木の場合は、通常伐倒ツールは必要ありません。(必ず日本の法令に従って作業してください。)手の力で十分ですが、長い棒状のものが必要な場合もあります。伐採クサビは、さまざまな種類の伐倒用ツールよりも優れた伐倒力があります。極端な場合、ロープとウインチが使用できます。これは、最も安全で、最も強力な伐倒方法です。

ブレイキングバー (足踏み式)

Forestry worker putting the weight on the lever arm to a breaking bar inserted in the felling cut

ブレイキングバー(足踏み式)は、間伐や除伐などの小径木用に適しています。追い口が完成する前に、ブレイキングバー(足踏み式)を挿入してください。レバーアーム上に立って、全体重を乗せます。この使用方法は小径木以外では禁止されている場合がありますので、日本の法令をご確認ください。通常、ブレイキングバー(足踏み式)は伸縮式で、ツールベルトのホルスターに収納できます。

ブレーキングバー(フェリングレバー)

Forestry worker using an inserted breaking bar to make a tree fall

木を起こす力が異なるさまざまな長さのブレイキングバー(フェリングレバー)が使用できます。非常に太くて大きく後ろに傾いた木には、ハンドルが長いブレイキングバーを使用しないでください。作業者が対応できる高さを超えて持ち上げなければならない場合があります。追い口の最大持ち上げ高さ:約 2 cm。

インパクトバー

Forestry worker using a breaking bar to knock a felling wedge into a tree

インパクトバーは、ブレーキングバー(フェリングレバー)と同じ用途で使用されます。また、伐採クサビを使用する際に、クサビ打ち込み用ハンマーとして使用します。

伐採クサビ

Forestry worker using a breaking bar to knock a felling wedge into a tree

伐採クサビは木を起こす力が大きいので、中径木から大径木に最適です。追い口が完成する前にクサビを挿入して、斧やハンマー、インパクトバーで打ち込みます。複数のクサビが必要となる場合があります。プラスチックやアルミニウムなどの柔らかい素材でできたクサビの使用をお勧めします。クサビに切り込んでしまった場合でも、チェンを損傷するおそれがありません。追い口の最大持ち上げ高さ:約 50~60 mm。(クサビの種類、使用方法によって持ち上げ高さは異なります。道具の使い方等は国内の法令に従って使用してください)

ロープとウインチ

Forestry worker installing a mechanical jack to put some press against the trunk of a larger tree

ロープとウインチを使用して木を下ろすと、安全性が向上し、効率よく作業ができます。ロープとウインチは、枯れた木を引き下ろす場合や、かかり木を処理する場合などに役立ちます。伐倒方向を強制的に決める場合にも使用できます。木のサイズによって、作業に必要なロープ(またはケーブル)の強度が決まります。

rope-and-winch-distance

その他の便利なツール

ツールベルト

Logger belt with axe, wedges, files, measuring tape, lifting hooks and tongs, and first aid kit

すべての重要な道具を身体の近くで固定して保持するには、優れたツールベルトの使用をお勧めします。ハスクバーナのツールベルト Flexi は、柔軟性が高く人間工学に基づいたベルトです。クサビ、ヤスリリフティングフック、コンビツール、メジャーテープ、小型斧用のポケットとファスナーを備え、最適な重量配分になっています。

トビ

Sappie

トビは、手動で丸太を持ち上げたり、引き寄せたり、回したり、積み上げたりするための非常に便利なツールです。簡単に木を積み重ねて配置できるようになります。その他のリフティングツールと同様に、ブレードの尖ったフックが十分に鋭利であることを確認することが重要です。鋭利でない場合は、簡単にヤスリがけをします。作業する丸太のサイズに応じて、異なるサイズのトビを使用できます。作業者は作業範囲を広くすることができ、持ち上げなくて済むため腰や背中への負担を軽減します。

メジャーテープ

Measuring tape

最も一般的なメジャーテープの長さは 15 m(50 フィート)です。テープは、ベルトに取り付けるためのスイベルスナップと、丸太の端に取り付けるクイックリリースフックを備えている必要があります。これにより、必要な距離を木または丸太に沿って簡単に移動して、長さや直径を正しく測定できます。テープを強く引っ張ると木に固定していたフックは簡単に外れます。

燃料/オイル缶

gas-oli-can

不要な燃料のこぼれを防止する自動給油停止機能を備えたコンビ缶も提供しています。森林での作業時に、燃料切れを防止します。Husqvarna XP® Power 2 などのアルキレートガソリンを使用すると、チェンソーからの有害な排出ガスを低減できます。(アルキレートガソリンは日本での取り扱いはありません。)ガソリンを使用する場合は、高品質の 2 ストロークオイルと混合する必要があります(XP®-oil を推奨)。チェンの潤滑には、生分解性の植物性チェンオイルをお勧めします。

リフティングフックとリフティングトング

Lifting hook and tongs

リフティングフックは、木の吊り上げと回転に使用します。リフティングトングは、小さな材木および薪やパルプ材の木片を吊り上げたり、移動したりするのに使用されます。丸太をしっかりと保持するには、トングとフックの先端が尖っていて鋭利であることが非常に重要です。

Method

リフティングフックとリフティングトングの使用

リフティングフックとリフティングトングの研磨 丸太をしっかりつかまえるには、フックとトングの先端が尖っていて、鋭利であることが重要です。先端が鈍くなったフックやトングは非効率的で、滑りやすく、負傷するおそれがあるので、危険になる場合があります。

リフティングトングの目立て

Filing the lifting tongs

材木からトングが簡単に外れるように、先端はチゼル形に研ぐ必要があります。フックの外側から目立てします。ただし、木材から抜けなくなってしまうおそれがあるため、尖らせすぎないように目立てしてください。

リフティングフックの目立て

Filing the lifting hook

フックは、側面と内側から目立てします。先端に向かって研ぎます。この方法により、先端が自然に維持されます。

リフティングフックのテスト

Testing the lifting hook

木板または樹皮のない丸太の木目に沿って、ハンドルを軽く押しながら水平に引っ張ることで、先端の機能を点検します。先端が適切に研がれていると、木に均等に付き、かすかに溝を刻みます。

前回の編集

4月 15, 2021

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