適切なチェンソーの選び方
最新のチェンソーは、特定の作業条件およびユーザーに合わせて調整されています。チェンソーを購入する前に、チェンソーの使用方法についてのチェック項目に答えてみましょう。その結果によって、適切な種類やサイズのチェンソーを選択できます。
チェンソーを購入する際の検討事項
どのようなタイプのユーザーですか?
チェンソーの使用経験はどの程度ですか?チェンソーを使用する頻度はどの程度ですか。毎日、月に1回程度、年に数回でしょうか。プロフェッショナルとして頻繁に使用しますか、それともご自宅等で時々使用しますか?
どのような鋸断作業をしますか?
チェンソーの使用目的は何ですか?最も多く伐倒する木の大きさはどの程度ですか?硬木(広葉樹等)ですか、軟木(針葉樹等)ですか?小型のチェンソーが必要ですか、大型のチェンソーが必要ですか?どの季節にチェンソーを使用しますか?
チェンソーにはどのような機能が必要ですか?
チェンソーのエルゴノミクス(人間工学)はどの程度重要ですか?低振動をお求めですか、バランスの良さが必要ですか?チェンソーに TrioBrake(トリオブレーキ)™ を装備する必要はありますか?手入れやメンテナンスのしやすさはどの程度重要ですか?エアフィルターとスパークプラグが取り扱いやすいチェンソーをお探しですか?チェンの張り操作や交換が簡単なチェンソーをお探しですか?冬期の使用に適したヒートハンドル付きのチェンソーが必要ですか?
チェンソーのご購入については、担当の販売店が詳細なアドバイスと情報をご提供します。
Overview
各種チェンソー
チェンソーは大まかに次のグループに区分できます:。
1.プロユーザー向けチェンソー
2.週末などの限定的な使用をするユーザー向けチェンソー
3.頻度の低い用途向けのチェンソー
4.樹木保全/剪定用チェンソー
チェンソーのサイズ
チェンソーのサイズは、排気量(cm³)とエンジン出力(hp および kW)によって決まります。次の2つの要素を考慮してサイズを選択する必要があります。
熟練度と経験
チェンソー作業が初めての場合は、エンジン出力が低めの小型チェンソーをお選びください。小型のチェンソーは大型のチェンソーよりも取り扱いが容易です。チェンソーが重すぎると、手と腕に負担がかかり、長時間使用すると安全上の危険につながります。
樹木の材質と大きさ
大径木、特に硬木を伐倒する場合は、出力が大きい大型のチェンソーをお選びください。小さすぎるモデルを使用すると、チェンソーへの負担が大きくなり不必要な故障や磨耗につながります。
ガイドバーの長さ
適切なガイドバーの長さは、伐倒木の大きさや作業者の熟練度によって異なります。チェンソーの取り扱いに慣れている場合は、少なくとも異なる2つのガイドバーの長さを準備してください。そうすることで、木の大きさに合わせてガイドバーの長さを選択できるようにします。短いガイドバーは軽量なため、枝払い作業の際に使いやすくなります。長いガイドバーは大径木に使用します。